都会の暮らしから離れて田舎で夢のスローライフをしよう!
と決めた私たち。
でも何から始めたらいいのやら…
補助金などのお金の仕組みは難しいし、どこに住むかを決めるにもたくさんあって決めきれない。
地方移住を決めても何からはじめていいかわからなかった私たちはまず【ビジョンを描く】ことからはじめました!
ビジョンをはっきりさせると、これからしなければいけないことが明確になるのでもっとワクワクしますね。
ビジョンを描こう!
まずはじめにビジョンを描くメリット
近年は政府の「地方創生」という政策もあり、地方移住の支援やイベント、体験会などが多く行われ情報が溢れています。
しかし、「どんな暮らしがしたいのか」というビジョンがはっきりしていない状態でいろいろな情報に触れると、本当にしたかったことを見失う可能性があります。
覚悟を決めて都会を離れ田舎暮らしを始めても、「思っていた暮らしと違う…」なんてなったら嫌ですもんね。
そうならないためにも、まずは現実離れした夢物語でもいいので地方移住した先の未来のビジョンを描きましょう。
実現可能か否かを考えない
ビジョンを考える時のコツは、実現可能か否かを考えないということです。
私たちの最初のビジョンは、
「仕事をしないで田舎で畑をやりつつ、子ども・犬・猫と楽して暮らしたい」
です。
なんと人生を舐めきった考えでしょう。
とはいえ、ここに私たちが地方移住を決めた本質があります。
- 「仕事だけの人生は嫌だ」
- 「家族との時間を大切にしたい」
- 「お金に囚われたくない」
- 「健康に人生を楽しみたい」
ということ。
でも、最初から現実可能か否かを考えてしまうと本当にやりたいこと自分の思いも本質を見失ってしまいます。
現実可能かはあとでゆっくり考えればいいのです。
はじめは1人で、そして2人で考える
ビジョンを描き始めるときはまずは1人で考えましょう。
はじめからパートナーと一緒に考えると個人の幸せを見失う場合があります。
2人で暮らしていくので2人でつくる幸せはとても大事です。
しかし、そこに個人の幸せを犠牲にしてはいけないと思います。
例えば彼の場合
「ギターを弾く、YouTubeを見る、猫と遊ぶ」など”無駄な時間”がないと心の余裕がなくなり周りとの関係が悪化します。
彼にとっては決して”無駄な時間”ではないのです。
お互いに個人の幸せ、ビジョンを描き、その後で2人で擦り合わせていくことが大切です。
もちろん子どもや親と一緒に移住する場合はみんなのビジョンも共有し合いましょう。
ビジョンをより具体的にしていく
ビジョンを描けたら、少しずつ具体的にしていきます。
特に具体的にしていきたいことは、
- どんな場所に住みたいか
- どんな仕事をするのか
- どんな生活をしたいか
この辺を明確にしていきましょう。
どんな場所に住みたいか
まずはどんな場所に住みたいのか考えましょう。
私たちの場合
- 埼玉の実家からの距離が車で2~3時間以内
- 子育てやペットを飼いやすい一戸建て
- 自然が豊かな場所
という感じです。
どんな仕事をするのか
次に仕事のことを考えていきます。
最初に描いたビジョンで
「仕事をしないで…」
と言っていましたが、実際は仕事をしないと生きていけません。
現在の仕事のスキルを生かして転職するか、
国や地方自治体の支援を受けて起業するのか、
全く新しい農業、漁業、林業などを始めるのか
などです。
私たちの場合、柔道整復師・鍼灸師というスキルを生かして自費の治療院を開業したいと考えています。
しかし、人口の少ない地方での保険制度を利用しないで自費の治療院を経営していくのは至難の業です。
そのため私たちは2、3つの収入源を考えています。
これからは5Gの時代がやってくるので、地方ではできないことが減り、地方だから出来ることが増えてくると思います。
どんな生活をしたいのか
住む場所、仕事がなんとなく決まったら、そのなかでどんな生活をしたいのか考えていきます。
- 「家庭菜園に挑戦してみたい」
- 「川で釣りを楽しみたい」
- 「家をDIYして住みやすくしたい」
などです。
ビジョンを描いたあとは
ビジョンを描いたら情報を集めよう
ビジョンを具体的にできたらここでやっと情報を集めていきます。
地方移住に関する情報は
内閣官房・内閣府 総合サイト「地方創生」
地方各自治体のサイト・相談窓口
例)栃木県鹿沼市移住・定住の相談窓口
全国移住ナビ
NPO法人 ふるさと 回帰支援センター
などで得ることができます。
気になった場所があったら説明会にいこう
いろいろな情報に触れると気になる場所が絞られてくると思います。
そうしたら次はより内部事情を知るために国や自治体が企画している説明会に行きましょう。
説明会の開催情報は「地方創生」や全国移住ナビ内の「移住・交流情報ガーデン」に掲載されています。
実際に体験してみよう
ここに住みたい!という場所が決まったら実際に足を運びましょう。
「コンビニ、スーパー、学校、病院は近くにあるか」
「地元の人は移住者に友好的なのか」
など実際に行ってみないとわからないことがたくさんあります。
私たちが気になっているのは自治体が体験移住です。
さっそく体験移住の申し込みをしてみました!
長野県信濃町「信濃町で移住体験」
引用:長野県信濃町HP
信濃町では1週間以内の移住体験をなんと無料で行なえます。
滞在期間中は農業体験、雪かき体験などの田舎体験プログラムもできるということです。
まとめ
田舎暮らしは大変という声をちらほら耳にします。
が、結局のところ失敗していく人たちは“田舎暮らしで思い描いていたビジョンと現実がマッチングしていなかったから”だと思います。(それか、そこまで本気で田舎暮らしをしたいと思っていなかったか…)
特にパートナーが居る場合は、そのへんのビジョンをしっかり共有しておかないと大変な時期を一緒に乗り越えられない可能性もあります。
都会で今の安定した生活をするにしろ、田舎に行って基盤を作るまで不安定な生活をするにしろ大変なことに変わりはないです。
ならば、自分が楽しいと思うことに全力を注いでいくのが絶対いい!!
田舎暮らし体験も色んな所で開催されているみたいなので興味のある方はぜひ探して見てください。
slow life実現のために行動していきましょう。