現在こどもを中心に大人気のチョコレートプラネットさん。
松尾さんのIKKOさん、長田さんの狂言師・和泉元彌さんのモノマネをはじめ、TT兄弟など人気のネタがたくさんありますよね。
そんなチョコプラ・松尾さんは【温泉小学校】に通っていたそうです。
「温泉小学校?」と初めて聞いたからも多いのではないでしょうか。
今回はそんな温泉小学校を掘り下げていきます。
この記事でわかること
- 温泉小学校がホントにあるの?
- チョコプラの松尾さんが通っていた箱根温泉小学校ってどんなとこ?
- 入浴の授業があるってホント?
温泉小学校とは?
まずは、温泉小学校について調べていきましょう。
Wikipediaに記載されている温泉小学校は3校
Wikipediaに記載されている温泉小学校は以下の3校です。
温泉小学校
- 新温泉町立温泉小学校(兵庫県美方郡新温泉町)
- 雲南市立温泉小学校(島根県雲南市)
- 箱根町立温泉小学校(神奈川県足柄下郡箱根町)
実は温泉小学校はたくさんある?!
Wikipediaに記載されている温泉小学校は3校ですが、
全国にはもっと多くの温泉小学校があります。
例えば、
-
- 洞爺湖町立洞爺湖温泉小学校(北海道虻田郡洞爺湖町)
- 野沢温泉村立野沢温泉小学校(長野県下高井郡野沢温泉村)
などです。
“温泉”は地名?
温泉小学校というからには、“温泉”に入れる学校なの?
と思う方も多いと思います。
しかし、この“温泉”の意味は地名なのです。
例えば、新温泉町立温泉小学校の場合、
小学校のある新温泉町は平安時代に開湯した歴史ある【湯村温泉】がある地域です。
そのため、明治からこの区域は“温泉村”という地名がついていました。
基本的に小学校は市町村教育委員会が管理運営するため知名の“温泉”がついた小学校になったのです。
チョコプラの松尾さんが通っていた箱根温泉小学校とは?
現在は廃校になっている箱根温泉小学校が、チョコプラの松尾さんが通っていた小学校として話題になりました。
チョコプラって?
まず、チョコプラをご存じない方に簡単にチョコプラをご紹介します。
チョコレートプラネット(通称チョコプラ)は、吉本興業に所属する長田庄平さんと松尾駿さんのお笑い芸人さんです。
2006年に結成され、和泉元彌さんやIKKOさんのモノマネで2018年ブレークし、現在はTT兄弟など子どもに大人気です。
チョコプラの松尾さんは箱根温泉小学校出身
そんなチョコプラの松尾さんは箱根温泉小学校の出身だと、数々のメディアでお話されています。
そして、松尾さんは出身地の箱根を愛しすぎるがゆえ、
「キングオブコント2014」で準優勝したときには「箱根の観光大使になりたい!」コメントしていました。
2018年のブレークと日頃の箱根愛が通じ、なんと2019年6月には箱根町の親善大使に任命されました。
箱根温泉小学校の現在は?
松尾さんも通われていた箱根温泉小学校は2008年に廃校となりました。
その年の4月には「箱根小学校」や「宮城野小学校」とともに「箱根の森小学校」として統合されましたが、
現在は児童養護施設・箱根恵明学園が跡地に移転しています。
授業に“入浴”がある?!
先程、温泉小学校の”温泉”とは地名のため温泉に入れるわけではないと説明しましたが、
実は入浴の授業がある小学校も存在していました。
箱根温泉小学校には入浴の授業があった
温泉小学校といっても、地名であり夢のような入浴の授業がある小学校はほとんどありません。
しかし、廃校になった箱根温泉小学校には入浴の授業があったそうです。
入浴の授業とは?
入浴の授業は年間10回ほどカリキュラムに組まれており、カラダの発育や健康などについて学んでいました。
目的としては以下の通りです。
入浴の授業の目的
- 正しい入浴のしかたを学ぶ
- 健康保持
- 良き人間関係をつくる
- 体の発育についてを学ぶ
引用元:箱根温泉小学校wikipedia
入浴の授業は賛否両論
箱根温泉小学校が話題になり、入浴の授業が有名になると賛否が分かれました。
私個人的な意見とすれば、カリキュラムとしてわざわざ入浴を組む必要はないかと。
今は色々とすぐ問題になりますからね…
そこは各家庭で教育し学ぶ範囲かなと思います。
まとめ
現在は廃校になっているとはいえ、実際に入浴の授業がある温泉小学校がありましたね。
入浴の授業があった箱根温泉小学校出身のチョコプラの長田さんは、
当時全裸でおどけて見せたりして、クラスメイト達の笑いを取っていた事が芸人を目指すきっかけになったのだそうです。
箱根温泉小学校のような“温泉”と名がつく地域は少子化が深刻で、どんどん合併・廃校しています。
しかし、その跡地が児童養護施設になっていたり、廃校になった小学校を研修施設に再利用としたら温泉が湧き出て温泉施設になった場所もあります。
廃校した小学校を体験学習の場として再利用
かいづか温泉リゾート そぶら☆貝塚 ほの字の里
今後の限りある温泉という資源を大切にしつつ、温泉好きとしては様々な歴史がある温泉を味わいたいですね。