最近はソロキャンプが流行ったり、ヒロシのキャンプ動画がバズったり、空前のキャンプブームが訪れています。
キャンプをより楽しむために、道具にこだわってみたり、料理をこだわってみたりと十人十色楽しみ方があると思います。
しかし、万人が共通してキャンプを楽しくする方法があります。
それは、【携帯トイレ】です。
トイレというのは生理現象で我慢できるものではありません。
まして、小さいお子さんとの家族キャンプや彼女とのカップルキャンプではトイレ問題は死活問題です。
そんなとき【携帯トイレ】があれば、おもいっきりキャンプを楽しむことが出来るのです。
この記事のポイント
- キャンプを100倍楽しむためには携帯トイレが必須
- 汚い・臭い・暗いというイメージの簡易トイレは工夫次第で快適空間に変えられる
この記事を書いている私は先日、彼とはじめてのオートキャンプにでかけました。
しかし、行く前に私は大きな不安がありました。
それは「トイレ問題」です。
私は高校生の時に潰瘍性大腸炎という国指定の難病を患い、思春期時代に大変苦労をしました。
現在は寛解期といって症状が落ち着いているのですが、それでも健常者よりも2~3倍トイレに行く回数が多いです。
そんなお腹が弱い私は、キャンプなどトイレの数が少ないアウトドアに苦手意識があり避けていましたが、
今回「携帯トイレ」という大きな味方と共にキャンプに行ってきました。
結論は、
携帯トイレは工夫次第で快適に利用でき、トイレにいつでも行けると安心感があるためキャンプを存分に楽しむことができました。
今回はその携帯トイレをご紹介したいと思います。
私が携帯トイレをおすすめする理由
なぜ携帯トイレが必要なのか?
【キャンプを100倍楽しむためには携帯トイレが必須】
と主張すると「キャンプにトイレなんか必要ない」「野糞で十分だ」と意見が飛んでくると思います。
こんな方はキャンプ=不便を楽しむものという考えなのでしょう。
それもそれでありだと思います!
しかし、トイレという生理現象の心配がなければ、もっとキャンプを楽しめるじゃないですか!
というのが私の意見です。
キャンプ場のトイレ問題
最近はキャンプ人口の増加に伴い、キャンプ場もグレードアップしていてトイレも個室の数が多かったり、キレイに掃除されているところも増えています。
しかしやっぱり朝には女子トイレに長蛇の列ができたり【トイレ問題】はあります。
また、より自然を満喫するために山奥に行けば行くほどトイレの数は減ってきます。
キャンプを楽しむベースとなるのが【トイレ問題の解消】
非日常の中で、大切な人と美味しい料理を食べたり、ゆっくり語らうのがキャンプの醍醐味だと私は思います。
そんなキャンプを100倍楽しむためには、トイレという生理現象の不安を解消することです。
ここまでなぜ「携帯トイレが必要なのか」について熱く語ってきました。
ここからは携帯トイレの作り方についてご紹介します。
携帯トイレに必要な道具とは?
まず、携帯トイレを作るのに必要な道具を確認していきましょう。
簡易ポータブルトイレ
出典:Amazon「X-Jang 携帯簡易トイレ防災用(折り畳み)」
まずは簡易ポータブルトイレです。
とりあえずこれだけあればトイレは完成です。
しかし、目隠しとか快適に利用するために必要なアイテムも紹介していきます。
今回購入したのは、X-Jang 携帯簡易トイレ防災用(折り畳み)です。
これを選んだ理由は、以下の通りです。
- 折りたたみ式でコンパクトに持ち運べる
- 耐荷重120kgとしっかりとしていて安定感がある
- 迷彩柄でおしゃれ
- 黒のゴミ袋が付いている
固化材(吸水ポリマー)
出典:Amazon「Newsorb(ニューゾーブ) 抗菌スーパー」
簡易ポータブルトイレだけでも良いのですが、簡易トイレは臭いや菌が気になります。
そこで固化材が便利です。
今回購入したのは、Newsorb(ニューゾーブ) 抗菌スーパーです。
これを選んだ理由は、以下の通りです。
- 尿素からアンモニアを発生させるアンモニア性生菌を滅菌する効果がある
- O−157、黄色ブドウ球菌などの抗菌効果もある
- 吸収性が高く、ペットボトルのフタくらいの量で十分
- 吸収の速度が早い
- 消臭効果もある
1人用テント
出典:Amazon「Ms. RAJA ワンタッチテント」
最後は、目隠しのためのテントです。
今回購入したのは、Ms. RAJA ワンタッチテントです。
これを選んだ理由は、以下の通りです。
- ちょうどよい大きさ
- コンパクトに折り畳める
- 中が透けない
- 中にミニポケット、ハンガーロープがありゴミ袋などを濡れずに収納できる
携帯トイレの使い方
では、道具が揃ったところで使い方を説明していきます。
用を足す前に…
用を足す前に、まず携帯トイレにビニール袋を被せ、中に固化材を入れます。
量はペットボトルのフタ分くらいで十分です。
準備ができたら…
準備ができたら、思う存分用を足してください。
※デモは水をコップ2杯入れました
最後は…
用を足したら、ビニール袋を閉じて終わりです。
早く固化させたい場合は揉んでも良いですが、なかなか自分の排泄物を揉むのは抵抗があります。
今回購入した固化材は吸収スピードが早いため10分で全吸水量の80%以上を吸水します。
袋を閉じてほっとけば勝手に固まってくれます。
⬇デモ動画
翌朝に燃えるゴミとして処理すれば終了です。
携帯トイレを快適に利用するための工夫
ハンガーロープに蚊取り線香
虫対策・ニオイ対策として〇〇の香りのする蚊取り線香をテントの中にあるハンガーロープにぶら下げました。
ビニール袋の被せ方にひと工夫
公式には簡易トイレのフタを取り、ビニールを被せフタを乗せるのですが、
やはり大なり小なりが飛び散るのが気になります。
汚れたら携帯トイレは洗えないので拭けばいいのですが、迷彩だと汚れが目立ちにくいしキャンプ後汚れたまま物置にしまうと考えると気持ち悪いですね。
なので、お尻の肌ざわりは悪くなりますが、今回はフタの上からビニールを被せました。
これで飛び散って汚れることを気にせず豪快に用を足せます。
携帯トイレを実際に使ってみた感想
では、実際に使ってみた感想をお伝えしていきます。
一人用テントの中に簡易テントを置くことで、天井も高く意外に広いため快適なトイレ環境を作ることができました。
「小」
「小」は難易度低めです。
ただ昼間はいいのですが、夕方過ぎてから周りが静になると音が気になるかもです。
「大」
「大」も思ったより快適にできました。
こちらも「音」と「におい」が問題になります。
においは、使用後に携帯用のトイレ消臭剤などでシュッとしとけば問題なしです。
まとめ
今回はキャンプの「トイレ問題」の救世主、携帯トイレを紹介しました。
最近は災害が多いため、キャンプ以外にも緊急時用に携帯トイレを常備している家庭も多くなりました。
プラスとして目隠し用のテントも買うとより安心安全です。
携帯トイレを作ったことで、キャンプ場あるあるのひとつである朝のトイレ行列のストレスが減り、
快適にキャンプをすることができました。
彼女との初めてのキャンプ、またはお子様とのキャンプの際には、ぜひ携帯トイレを検討してみてください。