人気温泉地ランキング2019の関東甲信越エリアで1位の箱根温泉(神奈川県)に次ぐ人気の温泉地、
草津温泉(群馬県)。
都心から2時間ほどで行くことができるため、毎年約6,400万人もの観光客が訪れています。
そんな草津温泉に2019年8月の夏休みを利用して訪れてきました。
今回利用した温泉は人気の温泉地、草津温泉でも評価が高い【大滝乃湯】です。
それでは感想や快適に過ごすためのポイントなどをお伝えしていきたいと思います。
この記事でわかること
- 草津の人気日帰り施設【大滝乃湯】の感想
- 草津温泉について
- 草津温泉付近の車中泊ポイント
大滝乃湯ってどんなところ?
まずは大滝乃湯の感想をお伝えしていきます。
基本情報
【名称】
草津温泉 大滝乃湯(おおたきのゆ)
【公式ホームページ】
【住所】
群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
【営業時間】
9:00~21:00(最終入館20:00まで)
【料金】
大人:900円
子供:400円
※別途料金
セット(タオル・バスタオル):250円
湯上がり着:300円
大滝乃湯の一番の特徴は【合わせ湯】
大滝乃湯のお風呂は
- 合わせ湯
- 大浴場
- 露天風呂
があります。
特に合わせ湯は、草津温泉の特徴ですね。
ここ大滝乃湯では女湯4つ、男湯5つの合わせ湯を楽しむことが出来ます。
合わせ湯とは
合わせ湯とは、温度の異なる温泉をぬるま湯から徐々に熱い温泉へと巡っていく入浴方法。
大滝乃湯では、草湯温泉の豊富な湯源を惜しげもなく複数の浴槽に流し込むことで、
自然冷却し浴槽ごとに温度が変わる仕組みを採用している。
私は合わせ湯初体験でした。
女湯の4つ合わせ湯は4人入るとぎゅうぎゅうくらいの大きさで、温度は約38~46度まであります。
私は一番温度が低い浴槽から順番に入り徐々にカラダを慣らしてから、一番熱い一番湯に挑戦しました。
感想は「なんとか入れる温度」という感じで、入った直後は手足がピリピリしてちょっとでも動くと熱さをより体感してしまいますが、
徐々にその熱さにも慣れてきました。
でも私は1分が限界でした。
大滝乃湯の源泉は煮川源泉
大滝乃湯の源泉である煮川源泉はここ大滝乃湯以外に公衆浴場の「煮川の湯」でしか堪能することが出来ません。
近くにある旅館には引かれていない珍しい源泉なのです。
煮川源泉の泉質は酸性硫黄泉(pH2.10)です。
効能は神経痛、関節痛、うちみ、ねんざ、やけど、慢性消化器病、病後回復期、美肌、慢性婦人病などに効くといわれています。
大滝乃湯を安く入るには?【クーポン情報】
大滝乃湯は普通に利用すると大人は900円かかります。
しかし、【湯LOVE草津】というサイトのお楽しみクーポンを見せると、なんと10%OFFつまり810円で利用することが出来ます。
クーポン画面をスクショしても利用できるので、お出かけ前に準備しておきましょう。
大滝乃湯にいったら【熊笹うどん】を食べよう
大滝乃湯の御食事処【湯の華】の名物料理は熊笹うどんです。
熊笹(クマザサ)はミネラル、ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれていて、血圧を下げたり便秘解消の効果がある食材です。
今回はそんな熊笹うどんを頂きました。
笹の味がするかな?と思いましたが、笹の味はしなかったです。
草津温泉ってどんな温泉?
次に草津温泉について解説していきます。
草津温泉の歴史を知ろう
草津温泉の歴史は古墳時代まで遡り、最初に温泉を発見したのは日本武尊といわれています。
歴史上の記録に残っているものでは、鎌倉幕府を開いた源頼朝が入湯したとあります。
草津温泉の源泉は50度近くあるため、そのまま入浴することは出来ません。
水を足すと効能が薄れてしまうため、【湯もみ】をして温度を下げるという文化が生まれました。
湯もみとは
源泉の熱い温度を冷ますため、六尺板を用いて湯をかき混ぜ、入浴できる温度まで下げること。
温度を下げる以外に、お湯を柔らかくする、入浴前の準備運動などの意味もある。
草津温泉の源泉はいつくある?
草津温泉の源泉は大滝乃湯の煮川源泉以外にいくつかあります。
主力源泉は以下の通りです。
草津温泉の主力源泉
- 湯畑
- 白旗源泉
- 煮川源泉
- 万代鉱源泉
- 地蔵源泉
- 西の河原源泉
草津温泉の泉質は硫黄を含んだ酸性泉で、強い殺菌効果があります。
特に慢性皮膚病や慢性胃腸病に効くといわれています。
草津温泉の効能を証明したベルツ
ベルツとは明治時代に来日し、日本の医学の発展に大きな影響を与えたドイツの医学者です。
そんなベルツは明治11年頃から草津を訪れ、
「草津には無比の温泉以外に、日本で最上の山の空気と、全く理想的な飲料水がある。もしこんな土地がヨーロッパにあったとしたら、カルロヴィ・ヴァリ(チェコにある温泉)よりも賑わうことだろう」と評価しました。
その後ベルツは草津の時間湯を研究し、「熱水浴療論」という論文がドイツ内科学書に収蔵されました。
草津温泉の効能を証明したベルツは現在も「ベルツ通り」や「ベルツ記念館」があるように、草津の人々に愛されています。
草津温泉の定番スポットとおすすめスポット
草津温泉の定番スポットは以下の通りです。
- 草津の中心街「湯畑」
- 「熱乃湯」での湯もみ体験
- 露天風呂の「西の河原公園」
- 日本武尊を祀る「白根神社」
しかし、私たちが行ったのは2019年の夏休み真っ最中。
どこもとても混んでいて萎えてしまいました。
並ぶことが嫌いな私たちは湯畑の近くにある足湯カフェでゆっくり足湯に浸かりながら
【温たまはちみつソフト】と【花豆抹茶ソフト】を頂きました。
その後、目に止まった蒸したての温泉まんじゅうも頂きました。
草津温泉近くで車中泊できる?
今回は2日目に渋温泉街に行くため、草津温泉付近で車中泊ができる場所を探しました。
今回利用したのは【天狗山第1駐車場】
天狗山第1駐車場は草津温泉の湯畑から車で6分、徒歩20分のところにあります。
本来は天狗山第1駐車場は「西の河原露天風呂」や「草津温泉スキー場」利用者ための無料駐車場です。
収容台数も300台と嬉しい大きさですね。
その大きさ、トイレ併設という点から草津の車中泊スポットとしても有名です。
気になるトイレ事情
トイレはウォシュレットはないものの、とても清潔です。
トイレットペーパーは十分予備もありましたが、一応準備しておくのが無難でしょう。
天狗山第1駐車場のトイレの数
男子トイレ:個室1つ、小便器3つ
女子トイレ:個室2つ
多目的トイレ:1つ
夏の風物詩【ペルセウス流星群】はみれたのか
2019年のペルセウス流星群の大極は8月13日の16時で、観測条件が一番良いのが13日の未明ということでした。
夏の風物詩のペルセウス流星群がみれるかも?!ということで期待していましたが、
その日の草津はくもり…
残念ながらみれませんでした。
まとめ
2019年の夏休みを利用して草津温泉に行ってきました。
さすが人気の温泉地、朝8時に浦和宅を出発して草津に着いたのは14時でした。
着いてからも湯畑、その周りの足湯も激混みで、熱乃湯の湯もみ体験の大行列は並ぶ気にもならないほどでした。
混んでいるのは草津の日帰り温泉として評価が高い大滝乃湯も例外ではありません。
今回は少し湯畑あたりを散策しつつ、足湯カフェ、温泉まんじゅうなどを食べながら時間を潰し、
大滝乃湯に入ってからも休憩所でゆっくりして、ご飯を食べ終わった18時ごろお風呂に入ったら思ったより空いていました。
しかし、洗い場は女湯で17個、脱衣所にあるドライヤーは6つ程度なので少々利用するのに待ちました。
人気の温泉地は朝一番に行くか、営業時間ギリギリに行くのが良いのですが、
おすすめは車中泊です。
時間に追われることなく、十分に温泉を楽しむことが出来ます。
今回は草津温泉の歴史についてもまとめました。
温泉地にはいろいろな歴史があるので、調べてから訪れるとまた違った見え方がします。
また彼女といった時に
「このベルツ通りっているのは、昔草津温泉の効能を証明した医学者ベルツさんの名前から取っていて、記念館もあるんだよ」
などうんちくを披露することもできます。
温泉を楽しむのにお役に立てたら幸いです。