車を購入するとき、車の種類が決まったら、
次は「どんなオプションをつけるべきか」と悩み、またそれが楽しかったりしますよね。
後になって「これをつければ良かった」「これはいらなかったと」と後悔しないように、
オプションをつけるメリット・デメリットをしっかり把握しましょう。
今回はそのオプションのひとつ「フロアマット」を今回掘り下げたいと思います。
フロアマットは、
- 掃除がしやすい
- 滑り止め機能で転倒予防
- 乗り心地アップ
- 内装を自分好みにカスタマイズ出来る
という点から、必須オプションの一つと考えます。
しかし、わざわざ2万~10万の純正品でなくても、その半分の値段で買える社外品で十分ではないかと考えてしまいますが、
私のおすすめは社外品フロアマットのダブル使用です。
簡単に言えば、社外品の中でも車種専用のしっかりフィットしたフロアマットと運転席以外にサイズ指定の安いラバータイプのフロアマットを重ねるということです。
それではもう少し詳しく説明していきます。
この記事でわかること
- 車のフロアマットの役割
- 車のフロアマットの種類
- おすすめの「社外品フロアマットダブル使用」とは?
フロアマットの役割とは?
フロアマットの役割は以下の4つが挙げられます。
- 掃除がしやすい
- 滑り止め機能で転倒予防
- 乗り心地アップ
- 内装を自分好みにカスタマイズ出来る
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
掃除がしやすい
フロアマットの役割でまず1番に思い浮かぶのが「掃除が楽」という点です。
ほとんどの車がフロアマットを敷いているので見たことない方もいるかもしれませんが、
フロアマットの下は内張りと呼ばれる布のような素材が使用されています。
この内張りは素人には簡単に取り外して掃除するということができないため、フロアマットが重要になってくるのです。
フロアマットはマジックテープなどで固定されているため取り外しが楽で、掃除は簡単にゴミを取るだけだったり、たまにまるごと水洗いしたりとその時の汚れ具合で掃除のやり方を変えられます。
掃除にかかる手間や時間を考えるとフロアマットは必須です!
滑り止め機能で転倒予防
フロアマットは滑り止め機能で事故防止の役割もあります。
意外と車の乗り降りは滑りやすかったり、つまずきやすく事故が多いです。
その要因として、雨または雪の日に車内が濡れることや、車内に持ち込んでしまった小石などがあります。
フロアマットには滑り止めの凹凸があるものが多く、転倒を予防してくれます。
車に乗る方に合わせてフロアマットの種類・形を選びましょう。
乗り心地アップ
フロアマットは走行中の振動を吸収し、乗り心地を良くしてくれます。
車の振動は道路の状態やスピードにもよりますが、思った以上に足に伝わりその振動によって車に酔いやすいなど弊害もあります。
フロアマットを引くとクッションの役割を果たし振動が吸収され、より快適に車に乗ることができます。
どうしても車酔いをしてしまう方は、フロアマットをよりクッション製の優れた材質や厚みのあるものに変えるのも良いかもしれません。
内装を自分好みにカスタマイズ出来る
フロアマットは機能面に優れているだけでなく、フロアマットの材質・色・形を自分好みにカスタマイズ出来るという点もあります。
長年同じ車に乗っていると、代わり映えしない社内の雰囲気に飽きてくることがあります。
そんなときフロアマットを変えるだけで、違う車のように雰囲気がガラッと変わります。
遊び心のあるデザイン性が高いものや、高級感のある良い材質のものにしてみたりと自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。
フロアマットにはどんな種類があるの?
フロアマットの必要性を理解していただいたところで、次はフロアマットの種類を見ていきましょう。
純正品
純正品の良さは、車にしっかりフィットし安全性が高いことと、ロゴが入っているとオシャレという点です。
値段やデザインを我が家の愛車ホンダのシャトルを例にしてみていきましょう。
例)ホンダ シャトル
フロアカーペットマット
SHUTTLEのロゴが入っていて、社内の環境をグレードアップします。
デザインは3種類あります。
⬇デザインタイプ¥49,680
⬇プレミアムタイプ¥34,560
⬇スタンダードタイプ¥22,680
ラバーマット
フロアカーペットマットの上におけるマットで、運転席には専用ホルダーが付いていてしっかり固定できるので安心です。
足元が濡れることが多い方はおすすめです。
⬇フロント用左右セット¥7,560
⬇リア用左右セット¥7,560

社外品
次はネットや車専門店で買える社外品をみていきましょう。
社外品には大きく車種専用とサイズ指定があります。
車種専用とは、ディーラーが販売している純正品ではないものの、車種別に設計されたフロアマットのことで、車にしっかりフィットします。
有名どころは「Clazzioクラッツィオ」です。
サイズ指定は、普通自動車用や軽自動車用など大まかなサイズが決まっていて、自分の車に一番近いものを選ぶフロアマットのことです。
車種専用に比べ大変安いですが、固定力が甘かったりフィットしないため事故の原因になることも…
このあと説明する「フロアマットダブル使用」のセカンドラグマットにおすすめです。
有名どころは「BONFORMボンフォール」です。
出典:ボンフォーム「3D-ハイブリッドプルーフ 前席用SS・後席用 兼用」
フロアマットの材質による特徴
またフロアマットの材質も布タイプやラバータイプ、起毛タイプがあります。
以下はそれぞれの特徴です。
フロアマットの材質による特徴
クッション性 | デザイン性 | 防水性 | |
布タイプ | ○ | ○ | ○ |
ラバータイプ | ✖️ | ✖️ | ◎ |
起毛タイプ | ◎ | ◎ | ✖️ |
社外品フロアマットのダブル使用とは?
フロアマットの色々な種類を知ったところで、最後にどれを選ぶかという問題になります。
私のおすすめは、
社外品フロアマットのダブル使用です。
フロアマットが車にフィットすることは絶対条件
まず、フロアマットを選ぶときにいちばん大事なのは
「車にしっかりフィットするか」です。
なぜかというと、このフロアマットが原因で事故につながる事例が多くあるからです。
社外品でも車種専用であればしっかりフィットする
純正品でなくても、社外品で車にフィットする車種専用のフロアマットもあります。
しかし、社外品のサイズ指定のフロアマットに比べデザインのバリエーションは少なく、値段が高いです。
ですが、第一優先は「安全性が高いか」なので、社外品でフロアマットを選ぶなら車種専用一択です。
過去の経験から社外品フロアマットのダブル使用が最強
私は過去にサッカーのコーチをやっていた経験があり、毎週のように子供たちを今は亡きティーダに乗せていました。
⬇参考記事
練習・試合終わりの子供たちを乗せると、もれなく一緒についてくるのが大量の土や人工芝のチップ。
そんなとき、通常のフロアマットの上にさらにゴム製の安いトレイ型フロアマットを子供たちが乗る助手席と後部座席に置いたところ、
掃除が格段に楽になりました。
純正品や車種専用のフロアマットは事故防止のためフック等で固定されているため、ズボラな私は掃除しにくいと感じてしましました。
しかし、サイズ指定のフロアマットは固定されていないため簡単にゴミを捨てることができます。
小さなお子さんがいる方、週末スポーツをされる方、海や山のレジャーが趣味の方は是非試してみてください!
注意してもらいたいところは、運転席には事故防止のためフロアマットのダブル使用はしないようにしてください。
まとめ
車を購入したとき、どんなオプションをつけるか迷いますが、つけなかったことで後悔する方が多い「フロアマット」。
最近は社外品であっても車種専用のものが売っていて車にしっかりフィットして安全性が高いものがあります。
車が汚れやすい方にはセカンドカーマットを利用して、
「社外品フロアマットのダブル使用」で快適にカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。