
イヌを飼おうと思っていて、ボストンテリアという犬がいると知った。
ボストンテリアというイヌがどういったイヌなのか知りたい。
ボストンテリアがどんなイヌかまとめるとこんな感じです。
ボストンテリアとは
- 大きすぎず小さすぎず丁度いいサイズ
- 活発でパワフル、かなり人懐こい
- 人気な犬種なので、迎い入れの費用が高い
- 飼い方は難しくないが、しつけにはテクニックが必要
- 抜け毛は多いのでしっかりと手入れする必要あり
- 何個か注意したい病気がある
- 実は闘犬だった
ボストンテリアを飼ってもう少しで1年経つ(2021年6月現在)飼い主が、ボストンテリアってこんなイヌですというのを解説していきます。
ボストンテリアの特徴
ボストンテリアの特徴について解説していきます。
FCI10グループ9:愛玩犬
イヌの性質や役割ごとに国際畜犬団体(FCI)では、グループ分けをしています。
日本でも、ジャパンケネルクラブというところがFCIのグループ分けに沿って、10のグループにイヌを分けています。
FCI10グループについては下記を御覧ください
https://www.jkc.or.jp/worlddogs/introduction
そのグループでは、ボストンテリアは「グループ9:愛玩犬」に分類されています。

あの愛くるしい顔、人懐こい性格は愛玩犬にふさわしいです。
サイズ
サイズはこんな感じ。
うちのボストンテリアは、ミドルサイズで身長160cmくらいの人の、膝下から膝を少し越えるくらいな大きさです。

個人的には、大きすぎず小さすぎず丁度いい大きさに満足しています。
体型
特徴的な愛くるしい顔と、筋肉質でスラッとしたプロポーションです。
紳士と言うにふさわしいスマートな体型で、ずっとみていられる中毒性あり。
食べ物をあげすぎると太るので、美しいプロポーションを保てなくなります。
要注意です。
被毛
被毛のポイントは2つあり
- 短毛で滑らかな艶のある触り心地のスムースコート
- 上毛と下毛からなる2重構造のダブルコート
軽くブラッシングすればツヤツヤしてすごくきれいなイヌです。
毛並みはよく褒められます。
ただ、ダブルコートなので抜け毛が多く、こまめなブラッシングが必要です。
カラー
ベースの色として下の色があります。
- ブリンドル
- シール
- ブラック
このベースの色にプラスして、白い模様が入っているのがボストンテリアです。
白い模様が白シャツの上にタキシードを羽織っているように見えることから「タキシードカラー」やボストンテリアの特徴的な模様ということで「ボストンカラー」と呼ばれています。
寿命
平均的な寿命はボストン・テリアの場合は13〜15年。
個体差はあると思いますが、比較的長生きな犬種のようです。
ボストンテリアの性格
ボストンテリアを飼って感じる性格は以下です。
- 人懐こい
- 活発で遊び好き
- 利口で学習能力が高い
- 頑固
- 甘えん坊
- 温厚
テンションが上がりやすいところをうまくコントロールすれば、物覚えもいいしかなり飼いやすいイヌです。

詳しくは下記の記事をチェック
ボストンテリアの迎え入れと価格
迎え入れ方には以下があります。
- ペットショップ
- ブリーダー
- 保護犬
迎え入れの費用も重要ですが、ご自身で安心して迎え入れられるところから譲ってもらうのが1番だと思います。
価格
ショップ、ブリーダーで多少上下はしますが、30〜50万の範囲だと考えておいてください。
結構人気らしく、迎え入れるのにそれなりの費用がかかります。
生まれたばかりだと特にです。
最初に必要な費用(最低限必要なもの)
ボストンテリアを飼うために最低限用意するものとして
- ケージ
- トイレ
- ハーネス
- リード
- 餌
などがあります。
上記を揃えるのにも費用がかかります。
5〜6万円は見ておくべき。
継続的にかかる費用
飼うタイミングでかかる費用とは別に、毎月継続してかかる費用もあります。
- 餌代
- トイレシート代
- フィラリアの薬代
上記など。
毎月2万円程度はかかると思っといたほうが良いです。
ボストンテリアの 飼い方・飼いやすさ
子犬の時期(1才を過ぎたくらい)を越えるとかなり飼いやすくなります。

と絶望しました。
しかし、現在(2021年6月現在、1才3ヶ月)はだいぶおとなしくなり、扱いやすくなりました。最高のパートナーです。
飼い方全般について
ボストンテリアは短頭種かつ短毛なので気温の変化に弱いです。
なので、エアコンで温度調整が出来る室内飼いの1択かと、、、
室内飼いをするのであれば、しつけの関係で子犬のときはなるべくクレートの中で飼って、1歳を過ぎたくらいから、家の中で放し飼いをする流れがベストかもしれません。
運動量はすごく必要なイヌなので、毎朝・晩に20分から30分くらいの散歩は必須になります。
しつけについて
しつけるのは簡単な方だと思います。
初めて犬を飼うので比べる対象がいませんが、初心者でも楽にいろんなことを覚えさせることが可能です。
ただ、ちょっとコツがあります。
それは、褒めるか無視の2択。
変に、怒ったりすると構ってもらっていると勘違いして、逆効果です。

いいことをした場合はめっちゃ褒める、悪いことをした場合は徹底的に無視。これが効果抜群です。
お手入れについて
お手入れは、耳と皮膚の状態には要注意で、不潔になると皮膚炎になりやすいです。特に夏場は要注意。
短毛なのでトリミングに連れて行ったことはないですが、短毛の割にかなり毛が抜けるので、なるべく毎日ブラッシングすることが望ましいです。
なので、ブラッシングに慣れさせるというのは必須です。
飼い方に関する記事も書いています。
下記より御覧ください。
ボストンテリアのかかりやすい病気
遺伝性疾患も一般の病気も比較的多いとされています。
知っておくと良い病気
- 膝蓋骨脱臼
- 短頭種気道症候群
- 熱中症
- 皮膚の病気
- 目の病気
などになりやすいので注意が必要です。
先天的に多い病気の特徴や、目をぶつけたりしないように生活環境を整える、日頃の手入れで皮膚を清潔に保ったりするなどの必要ありです。
詳しくまとめた記事はこちら
ボストンテリアのかかりやすい病気【異変のチェック方法も紹介】
ボストンテリアに似たイヌ
ボストンテリアに似た顔ぺちゃ犬は以下です。
ボストンテリアと似ているイヌ
- フレンチ・ブルドッグ
- パグ
- シー・ズー
見た目の大きな違いは体型でしょうか。
ボストンテリアはスラッとしています。
ボストンテリアの可愛い画像
ボストンテリアの歴史
ボストンテリアの生まれは、アメリカにあるボストンというところです。
アメリカ原産の犬として3番目に古い歴史を持つ犬で、多くの犬種は起源がはっきりしないらしいのですが、ボストンテリアの起源は、明確に記録されているそうです。
イギリス生まれの「イングリッシュテリア」と「ブルドッグ」を交配させて生まれた「ジャッジ」と「ジップ(ケイト)」という名前の犬、そしてその子犬たちが現代のボストンテリアの祖先という話です。
もとは闘犬でしたが、闘犬が取り締まられ、ボストンテリアは愛玩犬化に方向転換しました。

とはいえ、たまに闘犬としての本能が目覚めることがあります。
ボストンテリアってこんなイヌ
ボストンテリアについて完結にまとめてみました。
もう一度振り返ると
- 大きすぎず小さすぎず丁度いいサイズ
- 活発でパワフル、かなり人懐こい
- 人気な犬種なので、迎い入れの費用が高い
- 飼い方も難しくないが、しつけにはテクニックが必要
- 抜け毛は多い
- 何個か注意したい病気がある
- 実は闘犬だった
やはり、飼ってみないとわからないことってたくさんあります。
なので、自分が飼う前に調べていて、ここがわかりにくかったなという部分について補足してみました。
これから飼う方は是非参考にしてみてください。