
愛犬がどんな病気になりやすいか知っていれば、早く気づいてすぐに病院に連れて行くことができるはす。
そう思ったので、ボストンテリアがかかりやすい病気を調べまとめました。
こんな構成になっています。
- 病気の場所(頭、消化器など)
- 代表的な病気(何種類か)
- 予想される変化(どんな体の変化が起きるか)
上記がわかればきっとこうなるはず。

ちょっと今までと違う仕草をしている、この仕草はきっとあの辺の問題だろう。
病院へ連れて行こう。
そして早い段階で、病気が見つかるというメリットです。
後半には、早く見つけるためのチェックしているポイントを紹介します。
ボストンテリアがかかりやすい病気
ボストンテリアがかかりやすい病気をカテゴリー分けしてみました。
それぞれの特徴などをまとめていきます。
頭の病気
頭の病気は以下です。
- 脳炎
- 水頭症 など
頭の病気のほとんどが脳の病気です。
脳の病気になると、歩き方が変(力が入らない)とか、てんかんや嘔吐などの症状が出る可能性があります。

運動器の病気
運動器の病気は以下です。
- 椎間板ヘルニア
- 膝蓋骨脱臼
- 骨軟骨異形成
- 変形性脊椎症 など
運動器の病気では、痛みのため歩き方がおかしくなったり、神経を圧迫することでうまく動けなくなったりといった異変が想像できます。

呼吸器の病気
呼吸器の病気は以下です。
- 軟口蓋過長症
- 鼻腔狭窄
- 伝染性気管支炎 など
呼吸器の病気では、呼吸に異常が見られます。
今までいびきをかいてなかったのに急にかきはじめたりした場合は注意が必要です。
短頭種気道症候群
短頭種特有の骨格のよって、起こる様々な症状の総称。
原因として、
- 軟口蓋過長症
- 鼻腔狭窄
などがある。

目の病気
目の病気は以下です。
- 白内障
- 第三眼瞼線突出
- 乾性角結膜炎 など
ボストンテリアの特徴的な顔つきは、目を傷つけやすいので病気の原因になります。
瞬きが異常に多くなったり、目が充血していたら要注意。

歯の病気
歯の病気は以下です。
- 歯垢・歯石の蓄積
- 歯肉炎
- 不正咬合 など
口の中が不衛生になることによって、口の中のトラブルになります。
歯磨き必須です。

皮膚の病気
皮膚の病気は以下です。
- アレルギー性皮膚炎
- 膿皮症
- 皮膚糸状菌症 など
体をやたら掻いたり、フケなどが異常に出る場合は注意。皮膚の赤みなども強くなります。
ブラッシングと硬く絞った濡れタオルで体を拭くなどして対策です。

心臓の病気
心臓の病気は以下です。
- 先天的な心臓の病気
- 拡張性心筋症
- フィラリア症 など
心臓の病気があると、運動してすぐに息切れを起こしたり、呼吸困難、失神をしたりします。
フィラリアなどはお薬で防げます。

神経の病気
神経の病気は以下です。
- 難聴
- 小脳形成不全
- スイミング・パピー症候群 など
神経は体のいろんな機能を調節するので、ここに病気が起こると様々な症状が出ます。
- うまく歩けない
- 力が入らない
- おっしこ・便を漏らす など
上記がみられたら要注意です

内分泌の病気
内分泌の病気は以下です。
- 糖尿病
- クッシング症候群 など
ホルモンを出す臓器に異常が出ることによって、様々な症状が出ます。

消化器の病気
消化器系の病気は以下です。
- 胃腸炎
- 幽門狭窄
- 犬パルボウイルス感染症
消化器系の病気になると、嘔吐や下痢などの症状が見られます。

産科の病気
産科の病気は以下です。
- 難産
- 偽妊娠
- 子宮蓄膿症 など
ボストンテリアは、子宮や膣など全般的に色々なものが感染しやすい体質にあるそうです。

腫瘍系の病気
腫瘍系の疾患は以下です。
- 脳腫瘍
- 肥満細胞腫
- 乳腺腫瘍 など
できた部位によって色々な症状が出現します。
良性腫瘍と悪性腫瘍があります。

その他の病気
他に気をつけておきたい病気は以下です。
- 外耳炎
- 熱中症
- 食中毒 など
短頭種なので熱中症には要注意。温度管理が特に大切。

病気を早く見つけることが重要
人もそうですが、病気は早く見つけて早く治療したほうが良くなる確率はグッと上がります。
愛犬を毎日観察する
病気を早く見つけるコツは「普段と違う」を見逃さないことです。
ただ、常に愛犬のことばかりを考えている訳にはいかないのでみるポイントがあります。
僕が必須だと思っている観察ポイントは
- 散歩中
- おしっこ・便
- 食事
- ブラッシング
「発見するためにくまなくチェック」みたいにすると、自分の負担になり続かなくなってしまうので、ながらで出来ることがいいと思っています。
上記であれば、だいたい毎日やるものなのでチェック出来ますよね。
チェックするポイントを解説していきます。
注意点
僕は獣医ではないので、個人的な病院へ連れて行くときの基準みたいなものです。
診断ができるとかそういった類のものではないので、参考程度にお願いいたします。
散歩中
散歩中チェックするポイントは以下です。
- 歩き方
- 息の仕方
この2つでいつもと違うことがある場合は
- 頭の病気
- 運動器の病気
- 呼吸器系の病気
- 心臓系の病気
- 神経系の病気 など
のどれかになっている可能性があります。
散歩をチェックするだけでも色々と分かることはたくさんあります。

おしっこ・便
おしっこ・便をチェックします。
ポイントとしては
- 色
- 量
- 硬さ
- 匂い
でして、上記がいつもと違う場合は
- 消化器系の病気
- 腫瘍系の病気 など
が考えられます。
食中毒とか、感染症にかかってるかもしれないですよね。

食事
食事の時にチェックするポイントは
- 食欲
- 嘔吐
で、上記にいつもと違う感じがある場合は
- 消化器系の病気
が最も考えられますが、おそらく消化器系以外の病気でも病気になれば食欲は落ちるのでは?と思っています。
人も病気になれば、「何にも食べたくないな、、、」となる気がします。

ブラッシング
毎日のブラッシングでは以下のことを確認します。
- 皮膚の色
- 硬さ
- 出来物の有無
- フケ
- 匂い など
上記に異常があれば
- 皮膚の病気
- 腫瘍系の病気
とかが考えられると思います。
僕も愛犬のボストンテリアと1年暮らしていますが、皮膚関係のトラブルは多いなといった印象です。

少しでも違和感を感じたら病院へ
少しでも「あれ?いつもと違って変かも、、、」と感じたら病院へ連れていきましょう。
早くに見つかれば、それだけ対処も早くできるし、日々の生活を改善して病気を予防することもできます。
とはいえ、ペットは人と違って健康保険とかないんですよね。

もし、お医者さんにかかる頻度が高く、「けっこう医療費で削られる」と悩んでいるのなら、ペットの保険に入るのもありかもです。
特に、子犬の時や高齢になってくると、病院のお世話になることが多くなるので検討してもいいと思います。
病気にかかってからでは審査に通らないこともあるみたいですよ。

ボストンテリアのかかりやすい病気まとめ
起こりやすい病気と症状がなんとなくわかれば、かなり早い段階で対処することができると思うんですよね。
そして、早く対処できれば、それだけ長く大好きな愛犬と一緒に入れるということ。
毎日やることをいつもより少し慎重にチェックすることで、愛犬のちょっとした違いにも気付くことが出来るはずです。
それでは、愛犬との素敵な生活をお楽しみください。
ボストンテリアがどんなイヌか知りたい方は下記を御覧ください。